10-13≪収差論とレンズ設計≫ レンズ設計講座(2) 10月6日

収差論は以前から、カメラレンズなどの古典的なレンズ設計に有用とされてきましたが、コンピュータによる自動設計などの普及により、どちらかと言うとその価値は忘れられつつありました。しかし、複雑なズーム系の収差補正、非球面レンズの偏心公差解析、偏心光学系の設計に対してのみならず、照明系の設計などに力を発揮するものとして、また、光学系の成り立ちについての理解を深めるための道具として、コンピュータまかせの設計に陥らないための、光学設計者に必要な教養としてその存在意義を再び広く認識させ始めております。そこで、共軸系を例にとり、光学系の成り立ちを理解するため、そして収差補正のための収差論についての基礎的な、かつ実践的な講演を行います。前記のレンズ設計講座(1)における基本事項(スネルの法則、焦点距離、主点、倍率、近軸結像公式、Fナンバー等)をある程度ご存知の方が対象となります。

講義項目

Ⅰ. 波面と光線、そしてアイコナール
Ⅱ. 波面収差の定義と展開、実収差との関係
Ⅲ. 3次収差係数について、存在意義とその導出
Ⅳ. 様々な収差の分類
Ⅴ. 瞳結像と瞳収差
Ⅵ. 収差論から考える光学系構成の基本条件
Ⅶ. 実際の種々のレンズ構成についての3次収差係数を用いての解説
Ⅷ. 収差論と収差補正、収差係数正規化の重要性について
Ⅸ. 収差論と照明系設計、3次5次収差係数を用いての照度分布計算

日 時: 2010年10月6日(水) 午前10時30分より午後5時まで
会 場: ちよだプラットフォームスクウエア(503号会議室) 
(千代田区神田錦町3-21 東西線竹橋下車5分)
受講料: 50,000円(税込・昼食代込)、
 一社二名のお申込なら・・・45,000円/名、一社三名以上なら・・・40,000円/名
 技術系篇6講座一括申込:240,000円(同一会社内で受講者の変更可)

参加方法: 光学設計講座お申込画面からお申込いただくか、
pdfファイルをダウンロードしてご記入後、FAXで送信してください。