フィルター
誘電体多層膜の蒸着によるフィルターと色ガラスフィルター
光学フィルターの特注や少量販売、小ロット量産も対応しています。
ダイクロイックフィルターを始めとした誘電体多層膜フィルター、色ガラスフィルター。サイズ・形状のご要望に柔軟に対応。特性によっては、蒸着+色ガラスフィルターの組合わせも提案します。
主なフィルター製品
ダイクロイックフィルター
光の波長(色)ごとに通す・反射するといった分離ができる光学フィルターです。
特定の波長成分だけを透過し、それ以外を反射(またはその逆)する特性を持っています。
色ガラスフィルターが光を「吸収」して色を分けるのに対し、ダイクロイックフィルターは干渉効果を利用して選択的に光を分けるのが特徴です。
特定の波長成分だけを透過し、それ以外を反射(またはその逆)する特性を持っています。
色ガラスフィルターが光を「吸収」して色を分けるのに対し、ダイクロイックフィルターは干渉効果を利用して選択的に光を分けるのが特徴です。
- 光学機器(顕微鏡、カメラ、プロジェクター)
- レーザーシステム
- 分光分析装置
- 照明・舞台演出
- センサー・画像処理

| コード | タイプ | 透過率50%での波長位置(nm) | サイズ(mm) |
|---|---|---|---|
| DFY-520 | イエロー | 520±10 | 50×50×1t |
| DFM-495 | マゼンタ | 495±10、605±10 | |
| DFC-590 | シアン | 590±10 | |
| DFB-500 | ブルー | 500±10 | |
| DFG-505 | グリーン | 505±10、590±10 | |
| DFR-610 | レッド | 610±10 |
- 材質:白板ガラス
- 裏面:コートなし
※指定反射特性による製作も可
バンドパスフィルター
特定の波長帯(バンド)の光だけを透過し、それ以外の光を遮断する光学フィルターです。
必要な波長のみを選択的に取り出すことができます。
ダイクロイックフィルターと同様に、表面には複数の薄膜層が積層された構造があり、光の干渉効果を利用して波長ごとの透過特性を制御しています。
必要な波長のみを選択的に取り出すことができます。
ダイクロイックフィルターと同様に、表面には複数の薄膜層が積層された構造があり、光の干渉効果を利用して波長ごとの透過特性を制御しています。
設定した波長範囲 → 透過
それ以外の波長 → 反射または遮断
この設計により、狙った範囲の光だけを高精度に取り出すことが可能です。
それ以外の波長 → 反射または遮断
この設計により、狙った範囲の光だけを高精度に取り出すことが可能です。
- 分光分析・計測機器
- 蛍光観察(顕微鏡、バイオ分野)
- レーザー光の選択・整形
- センサー・検査装置
- 画像処理・マシンビジョン

色ガラスフィルター
ガラスそのものに色素を含ませることで、特定の波長の光を吸収し、必要な光だけを透過するフィルターです。
光の色をシンプルにコントロールする、基本的で信頼性の高い光学部品です。
ガラス内部に含まれる金属イオンや化合物が、特定の波長の光を吸収することで透過特性が決まります。
光の色をシンプルにコントロールする、基本的で信頼性の高い光学部品です。
ガラス内部に含まれる金属イオンや化合物が、特定の波長の光を吸収することで透過特性が決まります。
透過したい波長 → 吸収されず通過
不要な波長 → ガラス内部で吸収
ダイクロイックフィルターのように反射で分離するのではなく、光を取り込んで減衰させる仕組みが大きな特徴です。
不要な波長 → ガラス内部で吸収
ダイクロイックフィルターのように反射で分離するのではなく、光を取り込んで減衰させる仕組みが大きな特徴です。
- カメラ用フィルター
- 照明・舞台演出
- センサー用フィルター
- 計測・分析機器
- 保護・減光用途(NDフィルターなど)

NDフィルター
ND(Neutral Density)フィルターとは、光の色(波長)を変えずに、光の強さだけを均一に減少させるフィルターです。
明るさをコントロールしながら、色バランスをそのまま維持できるのが特徴です。
明るさをコントロールしながら、色バランスをそのまま維持できるのが特徴です。
NDフィルターには主に2つの方式があります。
蒸着タイプ(薄膜タイプ)
表面に形成された金属や誘電体の薄膜によって光を制御します。
光の一部 → 透過
一部 → 反射
干渉効果と反射を利用して、光量を均一に減少させます。
一部 → 反射
干渉効果と反射を利用して、光量を均一に減少させます。
色ガラスタイプ(吸収タイプ)
ガラス内部に含まれる成分によって、光を吸収します。
全波長の光 → ガラス内で均一に減衰
色バランス → ほぼ維持したまま透過
シンプルで安定した減光が可能です。
色バランス → ほぼ維持したまま透過
シンプルで安定した減光が可能です。

特長
色を変えずに光量を調整
波長依存性が少なく、自然な見え方を維持
幅広い減光レベル
用途に応じて透過率(ND値)を選択可能
用途に応じた方式選択
- 蒸着タイプ:高精度・低反射設計が可能
- 色ガラスタイプ:安定性・扱いやすさに優れる
用途例
- カメラ・撮影機器(露出調整)
- レーザー出力の調整
- 光学測定・センサー保護
- 照明光の制御
- 外観検査・画像処理